民主苫小牧記事抜粋

2017年12月31日・2018年1月7日付

憲法守り政治変える希望ある年に

巻頭言

憲法守り政治変える希望ある年に

 新春を迎え、「しんぶん赤旗」ならびに「民主苫小牧」読者のみなさまには、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。
 市民と野党が力を合わせ、安倍暴走政治をストップさせようとたたかった昨年10月の総選挙で、日本共産党は議席を後退させ、北海道の「宝の議席」を失う残念な結果となりました。しかしながら、野党と市民のみなさんとの連携・協力で逆流を乗りこえ、共闘勢力が大きく議席を増やしたことは、私たちにとって大きな喜びです。そして、市民と野党が共同して選挙戦をたたかうなかで、全国で新しい「共闘の絆」がつくられたことは大きな財産です。ご支持、ご支援いただいたみなさんに心からの感謝を申し上げます。日本共産党は、築かれた共闘の絆を継続・発展させ、市民と野党の本格的共闘へと前進させる決意です。
 日本共産党は、
 ① 憲法9条改悪や、安保法制・共謀罪法などによる「戦争する国づくり」を許さず、
 ② アベノミクスによる大企業や富裕層のための政治を排し、
   消費税増税や社会保障費の削減による国民生活破壊、格差と貧困の是正を求め、
 ③ 国民の声を聞かない強権政治、そして国政私物化を許さない
 ──ために、野党と市民のみなさんと協力し、全力を尽くす所存です。
 安倍自公政権は、国会では多数をもっていますが、その進める主要な課題への支持は国民のなかでは少数です。国民には安倍首相への不信と嫌悪感が渦巻いています。日本共産党は、あらゆる分野で国民の切実な要求に基づいて、安倍暴走政治を包囲するたたかいを発展させる先頭に立って奮闘します。国民のたたかいの発展と一体に、共闘の力で安倍政治を打倒し、新しい政治をつくろうではありませんか。平和憲法を守り、政治を変え、希望ある年にしたいものです。
 今後とも、一層のご支援・ご協力を心からお願い申し上げます。

日本共産党苫小牧地区委員会
日本共産党苫小牧市議団  

松橋ちはるです

松橋ちはるです

国民に冷たい政治 跳ね返す

 昨年は解散総選挙で、初めての国政選挙を経験し、北海道9区管内のみなさまからたくさんの応援をいただきました。市民のみなさんと野党との共同・共闘の輪が広がり、野党統一候補として活動することができました。道9区では21年ぶりに3万票を超える得票をいただけましたが、比例で畠山さんを国会に再び送れなかったことは悔しい思いです。応援してくださった全てのみなさんに心から感謝申し上げます。
 今年も安倍政権は国民に冷たい政治を行い続けるのか、しっかりとチェックする立場を貫き、おかしな動きがあれば率先して声をあげていくこと、市民のみなさんと協力して国民のための政治が行われるよう活動したいと思っています。
 昨年、世界で初めて採択された核兵器禁止条約にサインする政府を求めるためにもヒバクシャ署名を広げていくことと、世界の宝と言われている日本国憲法9条の戦争放棄をなくさせない3000万人署名もみなさんと一緒に取り組んで行きたいと考えています。
 「国民の苦難軽減」と「反戦平和」をかかげ、不屈に歩んできた96年目の日本共産党を今年もどうぞよろしくお願いします。

ブログ→松橋ちはるのカクサンブログ